takanoひねもすのたり

ゴースト・ブライドのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

ゴースト・ブライド(2017年製作の映画)
2.9
生贄が処女じゃねぇーーー!で悪霊が怒り狂う話(間違ってはいないはず……)

カメラマンの恋人のヴァンヤと婚約したJDのナスチャ。
結婚式を挙げる為にヴァンヤの実家へ、曾祖父が銀板写真屋だったという古めかしく、時代が止まったかのようなヴァンヤの家で、彼女は次々と奇妙な体験に襲われる……というオカルトホラー。

写真を撮ると魂を取られるとかありますが、それの撮影すると銀板に死んだ人の魂を留めることができるバージョン。

妻が急死し悲嘆にくれたヴァンヤの曽祖父が銀板に妻の魂を留め、乗り移る体を用意して復活の儀式をしたところ、儀式は上手くいったものの、荒ぶる元妻が誕生してしまった……、一族と加担した村人の祖先は曾祖母のために生贄を捧げる儀式を続けてきたものの、ここにきて、ヴァンヤが「呪われた血から解放されなくては」と反旗を翻したもんだから、悪霊化した曽祖母は怒る、もちろんナスチャは逃げ回る、周りは捕獲に儀式に手間暇かかってひと騒動という展開。
(……全然怖くない……)

冒頭から死者の閉じた瞼に目を描いて『瞳ぱっちり』という笑いのツボを押してくるものの、何処となくゴシックっぽいし、古めかしいドレスや、銀板写真、こそこそ密談する親族達と、雰囲気は悪くないんですが怖くない 笑

超音波なみの悲鳴で物理攻撃しかけてくる曾祖母a.k.a悪霊の音圧に怯んだくらい(耳がいてぇ……)

というか、ナスチャ銀板割れよ……。