ゴースト・ブライドの作品情報・感想・評価

ゴースト・ブライド2017年製作の映画)

Nevesta/HEBECTA/The Bride

上映日:2017年11月25日

製作国:

上映時間:95分

あらすじ

恋人のヴァンヤ(ヴィヤチェスラブ・チェブチェンコ)と婚約した女子大生のナスチャ(ヴィクトリア・アガラコヴァ)は幸せに満ち溢れていた。2人は結婚式を挙げる為にヴァンヤの実家へと向った。不思議な空気に包まれ謎めいたヴァンヤの家。この家に着いてから次々と幻想に襲われるナスチャ。彼女は死者を甦らせる惨劇の儀式の幻想を見る。それは、幻想ではなく、ヴァンヤの曽祖母であるオルガを現世に甦らせる為の儀式の生贄と…

恋人のヴァンヤ(ヴィヤチェスラブ・チェブチェンコ)と婚約した女子大生のナスチャ(ヴィクトリア・アガラコヴァ)は幸せに満ち溢れていた。2人は結婚式を挙げる為にヴァンヤの実家へと向った。不思議な空気に包まれ謎めいたヴァンヤの家。この家に着いてから次々と幻想に襲われるナスチャ。彼女は死者を甦らせる惨劇の儀式の幻想を見る。それは、幻想ではなく、ヴァンヤの曽祖母であるオルガを現世に甦らせる為の儀式の生贄として捧げられたナスチャ自身だった。彼女は花嫁<生贄>として、この家に迎えられたのだ。

「ゴースト・ブライド」に投稿された感想・評価

filmoGAKU

filmoGAKUの感想・評価

3.0
【放言・雑記】ロシア映画、「闇」を描く映像がとても怖いんだけど、この映画も御託にもれず。個人的に、スペインのダークネスでも題材に使われてた死化粧とそのご遺体の写真が興味深い。

【視点】冒頭で語られる時代背景が面白い。

1839年5月24日とある。そして帝政期ロシアの科学者で、イオシフ(ヨセフ)という医学博士が、最初に、ペテルブルグ科学アカデミー(1836年以降の国立アカデミーの「帝国サンクトペテルブルグ科学アカデミー」の名称。現ロシア科学アカデミー)の理論を構築したと語る。

そして彼は、当時の銀板写真(いわゆる「ダゲレオタイプ」と言われるポジティブ画像を直接取り込んで対象像を得る方法)用の塩素(いろんな材料が実験的に使われた)使用の撮影で、超常現象が起こることを報告しているという。

彼によれば、写真は対象物に反射された光を捉えるだけではなく、もっと、第2のエネルギー、死者の魂以上のものを捕らえることができるという。

そしてナレーションは続ける。
この理論は疑わしいものだが、共同体の中に、死者に目を描いて写真撮影するという儀式となって広まっていったと。そしてこの方法は死をあざむくと信じられた(死んだはずなんだけど、まだそれを信じたくなくて、生きているものとして死者を扱うということ)。

そして、当時の本物の、死者のまぶたに目を描き、まるで生きているような表情、姿が残された写真が映ります。

冒頭は若くして死した花嫁(まぶたに瞳を描き込んでいる)の写真撮影の場面で始まり、それが何かの儀式、「6月15日」へと繋がっていきます。

そして物語は現代から始まりますが、ここまでで掴みはOKではないんですね・・・

【付記】ポスターが非常に残念。オリジナルの爪のアカすら伝わってない。
あと余談ながら造形とそのデザインがほんとこの作品も興味尽きない。じっくり2度見したい。あと恐怖の始まる前の画が綺麗、、、

【記録】ru. 19 jan. 2017. in russian. & dvd. 20 nov. 2017.
george

georgeの感想・評価

3.8
ぽまぎーちぇ!ぽまぎーちぇ!
なにもない暗闇を映して「何かが出て来そう」と感じさせる映画は良い映画。村社会ならぬ一族こわい。
アン

アンの感想・評価

3.6
ハロウィンナイト2本目
今までロシアの映画とかほとんど観たことなかったです。「戦艦ポチョムキン」大学の講義で観たくらい。普通に面白かったし好きです。カット繋がってないように見えたところは演出なんですかね。コマ送りしてたところはわかったけど。
話の展開的に首を捻るところがあったけど、そういうものなのかな。主演のヴィクトリア・アガラコヴァ美しかったですね。
キナ

キナの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハロウィンホラー映画オールナイト2本目。

古典的でオーソドックスでセオリー通りなんだけど、音と映像とビジュアルの恐怖演出が過剰なくらい強くて、無駄にビビりまくってしまった…
死者の瞼に目を描いて銀板に写真を撮る風習と死者の復活という禁忌を犯した過去を描いた、冒頭の異様な数分だけでドッと体力を使った。

ナスチャの美貌とセクシーさに目を奪われつつ、ただならぬ雰囲気漂わせる古屋敷に彼女と共にビクビクしてしまう。
骸骨みたいなビジュアルの新しい身体を求める曽祖母ことオルガ、関節バキバキの匍匐前進が怖い。

後半はストーリーもどんどん進み畳み掛ける恐怖の連続でもう怖いやらハラハラするやらで大変だった。
「彼女」の、コォォォーーーーっていうやつ(観れば分かる)とかもうギャグかよって思うんだけど何ぶん映画に引きずりこまれているので怖いし楽しい。
あれ、彼女って結局誰なんだっけ…

思わせぶりなスカしの演出が多いんだけど、BGMのおどろおどろしさが半端なくて分かっていても恐ろしくなってしまう強さがあった。
単に映画館の音がでかすぎるのかもしれないけど。
怖くて楽しかった!
銀板壊した?銀板壊さないと!ってなった最後、オチも期待通り。

今となってはあの白塗りの「彼女」がなんだか愛おしい…
昔っぽい処女信仰的な設定も良いんだけど、あんな学生結婚しちゃうようなナイスバディの美女が処女なわけないやん分かるでしょ!

とにかく、嫌な気配を感じたら目を閉じて息を止めようと学べる映画だった。
2017試写
お化け花嫁のビジュアルは◎