泣き虫しょったんの奇跡のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

年齢制限だったり、奨励会出ないと資格も与えられなかったり、狭すぎたプロ棋士の条件に風穴開けた、実在のアマチュア上がりの棋士・瀬川晶司の話。

彼がプロ棋士を志す幼少期から、一度はプロの道を断たれて、アマチュアからのし上がっていく様が描かれる。
なるほど、旧態依然とした将棋界にアマチュアからでもプロになれるルートを実力で開拓した人ってことなんだな。

あの奨励会でどんどん精神的に追い込まれていく過程とか、経験した人じゃないとわからないだろうなってリアルさがあって良かった。

小さな役に至るまで異常なまでに豪華なキャストを揃えているのが驚く。
特に藤原竜也とか妻夫木聡とかは贅沢な起用だな。
何よりも脚本が瀬川氏本人というのが一番驚いた。