めたわに

カオス・ウォーキングのめたわにのネタバレレビュー・内容・結末

カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

パトリック・ネス原作の「混沌の叫び」3部作の一つ目「心のナイフ1」を映画化したもの。本作を観ても?の部分が多いのは、残り2作を続編で…という狙いが有ったとか無かったとか。しかし、本作がコケた為続編は無さそうで?は?のまま。原作を読むしかない。

惑星ニューワールドでは、「ノイズ」という、考えたこと思ったことが可視化されてしまう病気が蔓延。しかも、男しか罹患しない。そして主人公トッド・ヒューイット(トム・ホランド)が住む村では男しかいない。そこに宇宙船で女の子ヴァイオラが漂着したからさあ大変!

村長プレンティスと説教師アーロンは彼女を排除しようと。それを庇うトッド。やがて、トッドの母を含む女性らは、先住民スパクルに殺されたのではなく、ノイズを発さない女(男だけ考えがダダ漏れ)を恐れたプレンティスらが殺したことが判明!

トッドは、ノイズで殺された母等の幻影を作りプレンティスとアーロンを返り討ち、ヴァイオラを迎えに来た宇宙船に救われ、めでたしめでたし。

という内容。

トムホは陽キャ全開イメージ。彼が演じるとスパイダーマンも明るく楽しいストーリーになる不思議。本作でも「キスしたい」等のノイズを発しほのぼのストーリーに彩るトムホ。
プレンティス以外の村では女性も暮らしており、慣れない環境下で彷徨い生きる人間の混乱(プレンティスらの乱心)を描こうとしたのか?
トムホの陽のイメージと内容が噛み合わず、コケたのはしょうがない???
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