てるる

レザーフェイス―悪魔のいけにえのてるるのレビュー・感想・評価

3.8
「13金」のジェイソン、「エルム街の悪夢」フレディ・クルーガー、「ハロウィン」のマイケル・マイヤーズと並ぶ「悪魔のいけにえ」シリーズのレザーフェイス。

彼が如何にしてレザーフェイスというモンスターになったのかが描かれる。

正直ストーリーは後付感がハンパないし、物足りない部分もあったけど、普通にスプラッター映画として楽しめた。

冒頭の誕生日シーンからして一筋縄ではいかない狂った家族、そして「悪魔のいけにえ」ではヨボヨボすぎて家族に応援されながらも、ついぞハンマーを握れなかったおじいちゃんの一撃が観られただけでテンション上がる!

そして「悪魔のいけにえ2」のデニス・ホッパーを彷彿とさせるスティーブン・ドーフの箍がはずれた警官や、ソーヤー家の強い母リリ・テイラーも良かった。

あと人質として巻き込まれるリジー役の人が可愛い。
調べてみたらまさか「ロボシャーク」の娘役の人で何気に嬉しい。
「アンツ・パニック」とかいうB級映画にも出てるみたいなので俄然観たくなった。

途中「マーダーライドショー デビルズ・リジェクツ」みたいな逃亡劇になるかと思ったらあっさり終わったことや、レザーフェイスに至るまでの過程があっさりだっりするのはもったいない。
ああ、こりゃ闇堕ちるするのも仕方ないよなくらい切ない展開だったらもっと評価上がってたかも。

あとグロシーンも思ったよりはマイルド仕上げだったかな。

前評判が低かったので期待値上げずに観たのと、劇場公開してくれた感謝もあってそこそこ高評価。

それにしても松竹エクストリームシリーズは個人的に好みの作品が多いので続けて欲しいなー。
てるる

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