睡蓮

バッド・ジーニアス 危険な天才たちの睡蓮のレビュー・感想・評価

4.7
最初のオープニングで好みな映画はすぐわかる。これもそう。まず最初の数分間の映像のスタイリッシュさに引き込まれた。あと音の演出。スマホを入れたジップロックの音、2Bの鉛筆が滑る音。編集上、結末が先にわかってそこから過去に遡るタイプの作品だと思って、結末がわからないほうが面白いのにと途中思いながら見てたらそうじゃなかった。そしてただ面白かった!だけじゃなくカンニングという不正行為に対する倫理観についての揺さぶりも要所要所でちゃんと入れてくるところ、よかったね。
それにしてもシドニーでの数十分はマジでマジで緊張かつスリリングの連続で、それを例えば007とかがやってるんじゃなくて、天才だけど素人の高校生がやってるから余計ハラハラが止まらなかったよ!
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