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バッド・ジーニアス 危険な天才たちのYのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最後のカンニングのハラハラは、手に汗握って、思わず逃げてー!と味方しそうになるほど。
消しゴムに書くとか古典的だなとか、ガン見し過ぎ、ふつーにバレないか?ってか、みんな突然成績上がったら怪しすぎるでしょ〜、とツッコミどころは色々あるけど、テンポの良さで気にならない。
友人はお金持ちでバンク君は苦労人っぽかったけど、主人公は経済的にはどんな位置なんだろう?部屋はきれかったような気はするけど、奨学金もぎ取ってたし、自分を負け犬言ってたけどな。

しかし、カケラも努力せずにテスト乗り切ろうとする友人はどーかと思う。頭さえ良ければこんなこと、とは言ってたけど、あそこまでカンニングを組織化する能力あれば、テストくらい自力で何とかできるんじゃないのか。主人公もハナからカンニングを悪いと思ってなさそーだったしなぁ。最初のカンニング主人公発案だったのちょっとビックリしたわ。巻き込まれて堕ちていったバンク君がただただ不憫。きっとその裏には不公平感が渦巻いてて、決して真っ白ではなかったにせよ、彼女は更正して、彼だけ置き去り?
とりあえず父親がいい人だったよ。
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