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バッド・ジーニアス 危険な天才たちのkouのレビュー・感想・評価

3.0
タイ映画は今までほぼ見たことがなかったのだが、今作でのエンターテインメント性の高さに驚かされた。カンニングをするというそれだけの内容でここまでドラマ性を持たせ、惹きつけさせる力が凄い。映像のCM感というか、MV感というのが少し気になったが、今作の内容的にはあっていたと思う。

初めのカンニング、そしてラストのSTICと、カンニングの数々の方法がとられる。その内容とそれを遮る障害。その障害が次から次にやってくる。とくにラストのSTICの場面は、自分の暗記を覚えながら会場から逃げる所の障害の数々が面白かった。特に地下鉄での畳みかけはやはり笑えた。

ハラハラ感のある作品というより、荒唐無稽なコメディ作品だと思う。
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