つばさる

ザ・シークレットマンのつばさるのレビュー・感想・評価

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)
3.6
「ペンタゴン・ペーパーズ」「大統領の陰謀」を観てから鑑賞

ストーリー ★★★★☆
凄い大胆な事をやってのけた実在の人物のお話。
事実を面白くするのって難しいと思うけど、事実がこの映画のままなら、なかなか波乱に満ちた人だったんだなぁと。

キャラクター★★★★☆
アクション無しでも安定の演技派リーアム兄さん!
今回もやっぱり娘の身を案じてた…(笑)

「ペンタゴン・ペーパーズ」では告発される側のマクナマラ国防長官役だったブルース・グリーンウッドが、こちらでは逆の告発する側の立場になる(とは言っても、ペンタゴンペーパーズとは別のウォーターゲート事件ですが)タイムズ紙の記者サンディ・スミス役で出演していたのには何か意図があるのかな?

細かい事だけど、こちらでは登場が少なかったワシントンポスト誌の記者ウッドワード役の人の髪型が「大統領の陰謀」でウッドワードを演じたロバート・レッドフォードより、バーンスタイン役のダスティン・ホフマンに似てたので、なんか混乱した(笑)

あと海外ドラマでお馴染みのケイト・ウォルシュやノア・ワイリーが出てた!

オシャレ度 ★★★☆☆
スーツ姿の人が多い中、チェック柄だったり水色だったりとオシャレなスーツを着てる人も。

エンタメ度 ★★★☆☆
マーク・フェルト氏の立場が複雑。娘が行方不明だったり、奥さんの生い立ちのエピソードによって人間味を感じられた。

メッセージ性★★★★☆
伝記的な仕上がり。
ラストがすごく気になるカットで終わった…!
つばさる

つばさる