ザ・シークレットマンの作品情報・感想・評価

ザ・シークレットマン2017年製作の映画)

Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House

上映日:2018年02月24日

製作国:

上映時間:103分

3.5

あらすじ

権力には屈しない 相手が大統領であっても― 大統領を辞任に追い込んだ 内部告発者、FBI 副長官が 30 年目に明かした衝撃の実話 。

「ザ・シークレットマン」に投稿された感想・評価

くぅー

くぅーの感想・評価

3.8
my映画館2018#57> これも原題で見るべきで、原題は"Mark Felt : The Man Who Brought Down the White House"で、ホワイトハウスを崩壊に導いた、つまりはあのニクソン大統領を辞任に追い込んだFBIの副長官マーク・フェルトのドラマ。

そう、あの『大統領の陰謀』で描かれる「ウォーターゲート事件」の「ディープスロート」がポイントであるのだが・・・「ディープスロート」だけでは別の意味もあるので、ご注意を。

で、どうしてもアクション俳優づいてるリーアム・ニーソンのイメージで見てしまいがちだが・・・本作はアクションの無い、とにかく正義を貫く渋い内部告発の作品で、FBI一筋の男がある意味でFBIを裏切る葛藤が見所だったりする。

しかし、副長官でありながら、実質は影で駒を動かし、大統領からも密かに恐れられ、直接は手出しできない男って・・・凄いんだよなぁ。

キャストでは、久しぶりに終始厳しい顔をするリーアム・ニーソンにニヤリとし・・・マートン・ソーカスにジョシュ・ルーカスやブルース・グリーンウッドにトム・サイズモアに、ダイアン・レインらの安定のサポートにニンマリ。
こちらのリーアム・ニーソンは『トレインミッション』とはガラリと雰囲気が違いザ・シリアス。ウォーターゲート事件の予習してから観ると良いかもです。

2018/4/29 ルミエール秋田
りお

りおの感想・評価

2.0
リーアム・ニーソン目当てで鑑賞。
アクションなしだったのと問題のウォーターゲート事件に明るくない為、淡々と進むストーリーがちょっぴり苦痛でした笑
ノンアクションでも巨大な陰謀に立ち向かうリーアムの叔父貴、というスタイルは変わらず孤軍奮闘する様がカッチョいいっす!
この事件は他にも映画化されてるのですね。
どれも似たり寄ったりな気がするので興味はないかも。
Yuumi

Yuumiの感想・評価

3.7
『ペンダゴンペーパーズ/最高機密文書』を観てから、ラストはそういう意味だったんだとなりました。それから本作が気になって気になって駆け込みシリーズです。みなさんも多く書かれているように『大統領の陰謀』を観てから、こちらも鑑賞すればさらに面白さ、理解が深まるのでしょう。淡々と話が進んでいき、2時間睡眠の私には頭の回転が付いていかず、分からないところもありましたが、きちんと整理してから『大統領の陰謀』を観たいと思います。
それにしてもリーアム兄さん声が安定していて初めて映画の途中で寝てしまいました。無念。
ここ富山でやっと5月に上映され、待ちに待っていた映画。
たまたま最近みた、トレイン・ミッションのリーアム・ニーソンが、「ウォーターゲート事件」のディープ・スロート、マーク・フェルトを演じ、マーク・フェルトから見たウォーターゲート事件を描く。

私の世代では、ウォーターゲート事件を描いた映画は「大統領の陰謀」である。ワシントンポスト紙の2人の記者が、とある情報提供者からの情報(といっても情報は内部告発ではなく、示唆である)により、大統領の陰謀を暴くストーリーだが、その当時は、「ディープスロートがだれなのか」は明かされていない。ニュースソースの秘匿は報道の原則だから。

その後、自らがディープスロートであると明かしたマーク・フェルトが、FBIという立場であるにもかかわらず、捜査できない苦悩を、なんとかしようとして足掻く姿を描いたのがこの映画だ。
個人的にとても関心の高い事件なのでとてもよかった。
もう一度見たかったが2度目に行くことができず残念。

ちなみに大人の人はご存じだろうけど、ディープスロートとは、70年代当時話題になったポルノ映画の題名。だから、情報提供者を「ディープスロートと呼ぼう」といったときに、「えっ」ってイヤな顔をしたんですよね(笑)。こちらの映画は見ていませんが。
jocx

jocxの感想・評価

3.5
ペンタゴンペーパーズを観て、大統領の陰謀を観て、今度はプレス側ではなく内部からのウォーターゲート事件、映画自体は組織と人物を追うのに必死で、前情報がないと難しい。45年経ってようやく本筋に迫るのは、殆どの関係者がなくなったからか。
アメリカの闇を暴く映画は、これからまだまだ出てきそう。リーアムニーソンが渋い演技を見せている。久しぶりのダイアンレイン、若い人は予習をしてから観る事をオススメします。
lgKaoring

lgKaoringの感想・評価

3.7
ウォーターゲート事件。
聞いた事はあるのに、恥ずかしながら詳しく知らなかった。

そのウォーターゲート事件を描いた今作、登場人物が多い上、聞き慣れない外国人の名前ばかりで頭の整理が追いつかず。
パンフレットを見て復習し、やっと理解した次第。

地味だけど重く、いい映画だった。


しかし…

「48時間以内に捜査を終わらせろ」

今回も時間に追われる運命なのか、リーアム兄さん!
Shiho

Shihoの感想・評価

3.7
実話に基づくウォーターゲート事件の話し。ペンタゴンペーパーが報道側からの視点であったのに対しこちらはFBIの視点から国家権力に立ち向かう。FBI副長官というポジションにいながら政権と癒着せずFBIは独立機関であるという意識の高さは素晴らしかった。メディアに情報を流し断固として太ったネズミの悪事を許すまいとする行動は正義が奪われないためならどんなリスクにも屈しない信念と強さがある。物語自体にあまり抑揚はないが観る価値はある。それにしてもニクソンは本当に酷い。どうして人は権力を手にすると道徳のカケラもなく腐敗してしまうのだろうか。醜い。
「ペンタゴン・ペーパーズ」と「大統領の陰謀」を観たら「ザ・シークレット・マン」の流れ、あると思います。

ウォーターゲート事件の捜査真っ最中のFBIの内部事情が、内部告発者のFBI副長官マーク・フェルトの視点から描かれてた。なんというか、渋がりすぎな映画で、たまたま先に二作見て背景を知っておけたのはほんとーに良かった。

フェルトは行動指針となる大義をしっかり持ってる人だったからこそ、ニクソン政権の腐敗っぷりを許せなかったんだろう。フーバー長官が亡くなって、大方の予想を裏切って後釜になれなかったのに、おかげで嫁も不機嫌なのに、ふてくされずることもなく「ニクソン潰す!」と決めてクレバーにじわじわ外堀から埋めてって、それまでになら絶対に有り得なかったマスコミの利用に踏み切り、ワシントンポスト社のバーンスタイン記者に情報をリークした。

仕事と国に忠誠を誓って長年FBIで勤めあげ、副長官にまでのぼりつめた彼がまさか内部情報をマスコミに漏らすだなんて誰にも想像できていなかったんだろう。

アンチトランプ政権的な意味合いをこめた良作映画がぼこぼこ出てきてる昨今、この映画もその流れに乗ったうちの1つ。

監督さんが元ジャーナリストらしくて、綿密に取材したっぽさが感じられた。やっぱりウォーターゲート事件には、ジャーナリスト魂を熱くさせるなにかがあるんだなあ。

リーアムニーソン、シュッとしてんなー!
役に合わせて姿勢も立ち方も変えてる人だったのね。

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キャストも渋がりすぎ。ドラマ「デクスター」のデクスター役と「スキャンダル」のフィッツ大統領役の二人が良いポジションでキャスティングされてて、個人的に大変に濃ゆかった。フィッツはスキャンダルのまんまで、リーアムニーソンの嫁役の人がフィッツの嫁役似で「え?メリー??」って何度もなって、一人でしょっちゅう混乱した。ややこしい。
ペンタゴンペーパーズ→大統領の陰謀→ザ・シークレットマンの順で観ると流れがわかりやすい…!
ちなみにJエドガーからの本作も、(内容自体はさておき)流れ自体はつながる。
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