テニスには疎いけど、この二人の名前となんとなくの評判も知ってました。
その二人が激突する1980年のウインブルドンの決勝戦がクライマックスです。
その試合に至るまでを、二人の生い立ちを織り込みながら物語は進みます。
怒りん坊マッケンローってそんなに悪態ついてたんですね。いや凄いよ。よく退場させられなかったもんだ。
そしてボルグはチャンピオンならではの苦悩でずーっとプレッシャーにもがいています。そして驚きの彼の生い立ち、裏ボルグがいます。
試合の様子はかなり忠実に再現してるんでしょう。2人のセリフはほとんどなく(当たり前か)、審判と実況と観衆の声で見せる緊迫する試合。結果知らないから手に汗握った〜〜。撮り方にも工夫を感じます。
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」「アイ・トーニャ」でも思いましたが、選手をサポートする人が殆どいないですね。ボルグにはコーチがいましたが、マッケンローは遅れて父ちゃんが来たくらい。ほんとに個人の戦いでした。今ならきっとチームを組んでサポートしているんでしょうに。
2018-44