白金

判決、ふたつの希望の白金のレビュー・感想・評価

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)
3.0
イスラエルのパレスチナ問題にまつわる国民感情を扱う。

レバノン人の男はユダヤ系のパレスチナ人にあからさまな嫌悪を示す。

些細な口論が一大センセーションを巻き起こし,全国民が見守る裁判へと発展する。

題材やストーリーに旨味はあったものの,演出や脚本のミクロな部分に映画としての面白さはない。

大統領の言う「どちらが正しいかどうかではなく,安定することが先決」という言葉に,映画の軸は集約されている。
白金

白金