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バドリナートの花嫁のBaadのレビュー・感想・評価

バドリナートの花嫁(2016年製作の映画)
4.3
インド映画334本目は、ボリウッド映画定番の結婚をめぐるコメディー。
IFFJ2017にて鑑賞。

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今回のは田舎町一の実業家一家のぼんぼん(高卒)と彼に一目惚れされた女子大生のカップル。結納金を良しとしない信念を持つ彼女と、家を手伝ってぶらぶらしている自信家で気のいい次男坊。

双方の両親は極め付きの頑固で、子供達が意に沿わないことをしようとすると心臓発作を起こして脅していうことを聞かせる・・・

とはいえ、アーリアに一目惚れしたダワン君(役者名で書いています)いろいろ誠意を尽くして結婚式にはこぎつけますがその後が大変でした、というお話でした。

定番のお話ですが、主人公がどちらも田舎町の出身なのに現代的な性格、というのが目新しいかも。
後半の舞台がシンガポールで、インド流の結婚観が通用しなくて主人公が成長する、という仕掛けも面白い。

アーリアとダワン君の共演も3回目でしょうか、安定しています。二人ともダンスがすごく上手いので2度ほどあるダンスシーンも眼福です。アーリアの踊りの動きはマードゥリーに迫ってきた感じですね。

とはいえ、この手のインド映画は何本も見ているので、主演二人のスター性がまた進化して楽しかったという以外、特に感動はしませんでした。
見る人によっては感じるところがあるかもしれません。特にインドの結婚コメディー見慣れてない人は楽しいかも。

それより何より、アーリアの輝きが素晴らしかったです。彼女のファンの人は見て損はありません。
(2017/10/16記)
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