のんchan

ハンガリー連続殺人鬼ののんchanのレビュー・感想・評価

ハンガリー連続殺人鬼(2016年製作の映画)
4.0
シリアルキラー物を3作(アメリカ、スペイン、ハンガリー)続けて鑑賞しましたが、これが1番面白かった🥶(面白いって言い方は不謹慎ですが)
1957年〜67年にかけて田舎町のマルトフで起きた連続殺人事件。
猟奇殺人鬼ペーテル・コヴァーチがモデルの実話❗️


女性を殺し、その裸体に快楽を覚えるとんでもない男。
ある事件からあっという間に逮捕され、事実確認がペラペラの中、死刑宣告から数度の裁判を繰り返し終身刑へ落ち着くのだが...
7年後に街でまた同様の連続殺人が起きる。そのやり口から推察した熱血漢の若い捜査官が動き出す。捕えられている容疑者の冤罪を確信して真犯人を追うのだが、それを嘲笑うかのように次々と遺体が発見されていく...


簡単に冤罪となってしまうのは、社会主義政権下あるあるらしく、警察上部の力関係こそ悍ましいのだ😖
かなりの胸クソで、ラストの捜査官の事故には目を覆う🫣怖〜い、背筋がゾワ〜ッとなった😱

北欧人の役者は知らない顔ばかりだけど、皆んな上手い。

水中に遺棄された死体が数日後に発見された時のパンパンに膨れ上がっている特殊メイクなどもお見事でした。

目でも恐怖、国の背景にはもっと恐怖を感じられて、展開も畳み込むようで飽きずに観れるし、ゾワゾワする作品に興味ある方にはお勧め度を上げたい作品でした💫
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