私、「ダイ・ハードは1作目しか認めない」と言う人は信用していません。それよりも「ニューヨークが舞台の3も好きなんだよなー」「DVDってあまり買わないんだけどダイ・ハード4だけは持ってるんだ」みたいな人と出会うと、むっちゃ話を聞きたくなります。いつまで経っても第1作目が一番おもしろい！と言ってるようじゃ、このシリーズを楽しむには非常に勿体ない状況にいます。そう、このシリーズは第1作ありきだけど、続編は続編でむっちゃおもしろいんだと感じています。もちろんなんだかんだ言って最初のが一番良いって言う人はそれで良いんです。でも続編たちも愛してほしいのです。ちなみに私は第2作目が一番好きなレニー・ハーリン信者です。
このパート3は、バディものになっていてとにかく楽しい。サミュエル・L・ジャクソンと仲が良いんだか悪いんだかわかんないやり取りが笑えておもしろい。2人がボロボロになるまで活躍するんだからこっちも応援したくなっちゃう。クイズやゲームをこなしながら敵を追いかけるというワイワイな展開がとても好き。今や有名な４ガロンの水を作る問題も、2人が公園でやってるのが滑稽で笑える。その上、敵とやっと対峙してからも、盛りだくさんな内容でボリューム満点。場所を変えてドッカンドッカンとやりまくる大傑作。一番バカだなぁ好きだなぁと思うシーンが、最後らへんの橋から船へワイヤーを使ってズリズリ渡るシーン。あんなに騒いだ後に何やってんのって感じで好きなんだ。
