このレビューはネタバレを含みます
ターミネーターシリーズはT3を映画館に観に行って心が折れてから、それ以降のシリーズは未鑑賞な私😅
やっぱりT1からのT2が来たら、更にその続編って相当難しいですよね…。
それだけT1やT2は衝撃的で偉大な作品なんだろうし、だからこそ今でも名作と言われるのだろうなと実感。
T2でどれだけ苦労して感動的なラストを迎えていても、そこから続けるにはある意味それをパァにしなきゃいけないから中々辛いところ…。
そんなT2の「正当な続編」と宣伝する今回のNF、脚本や設定はちょっと(いやかなりかも)無理矢理だったり、ツッコミ所が多いのは仕方ないのかなという感じ。(もう挙げていくとキリがない)
年老いて冷たいアンドロイドっぽさが無くなり、普通のシュワちゃんのようなT-800はゲスト的出演だったけど、サラ・コナーと結託して戦ったり、ボロボロになっている姿に「シュワちゃんのターミネーターはカッコイイなぁ！」と思った。ターミネーターといえば、やっぱりシュワちゃんなのですよ。
70代とは思えない肉体のシュワちゃん。
他の誰よりも身体の厚みが違いすぎた。
やっぱりシュワちゃんは凄い。
敵役新型ターミネーターREV-9は、顔が可愛いからか(？)T-1000程の不気味さは無かったけれど、任務遂行の為に無表情でどこまでも追っかけてくるしつこさと、いくら攻撃してもビクともしない強さの恐ろしさに、「そーそーこれこれ！」と楽しくなった。
液体やっぱり最強。
そこに骨格と分かれて二手で攻撃してくるんだから、もう絶望しかないでしょ。
ターミネーターの骨格のデザインも冷たさが増してて良い。
REV-9とのバトルシーンで「ターミネーター観てるなぁ」って感じた自分だったし、久しぶりに楽しいSFアクションを観れたと思う。
そしてリンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィスの二人がとてもカッコよかった！
サラ・コナーは相変わらず逞しいし、グレースは強さの中に垣間見える脆さが良い。そしてとにかく美しいしスタイルがいいから、アクションが映える映える…！
こうやって女性が中心となるアクション映画が、今後も展開されていけばいいと思う。
リンダ・ハミルトン、シュワちゃんの共演復活、SFアクションが楽しかったしターミネーター観た！って感じられる映画だったけど、分かっていながら脚本の緩さに気が散ってしまったのでこのスコアです。
