ShinMakita

狼/男たちの挽歌・最終章のShinMakitaのレビュー・感想・評価

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)
5.0
☆mixi過去レビュー転載計画(マイベスト編)

…他人が何と言おうとも俺は絶対スコア5.0!!





〈story〉
フリーの殺し屋ジェフ。ナイトクラブにいる標的を始末し脱出しようとした際、通りがかったクラブ歌手ジェニーの両眼をマズルフラッシュで傷つけてしまう。ジェニーは失明し、回復には角膜移植しか道はなかった。数ヶ月後。場末の店で細々と唄いながら日々の糧を得るジェニーを、ジェフは見守っていた。帰宅途中、不良にからまれた彼女を救ったジェフ。互いに友人となるが、ジェフは、ジェニーの幸せを壊したことに深く心を痛めるのだった。

香港警察刑事のリーは、相棒チェンとともに凶悪犯エディを追跡中、不可抗力で通行人を傷つけてしまった。上司に厳しく叱責されたリーの次の任務は、暗黒街の大物トニー・ウェンの警護だった。

ジェフのもとに、マネージャーのシドニーが依頼を持って来る。大物トニー・ウェン暗殺という困難な仕事だ。ジェフはこれを最後に足を洗うつもりだった。その報酬で、ジェニーに角膜移植を受けさせる。そう決意したジェフは、狙撃銃のスコープにウェンの姿を捉える・・・

優しい殺し屋ジェフ。正義とは何か?と悩み続ける刑事リー。二人が狙撃現場で出会った時、運命は彼らを哀しい結末へと導いていくのだった。

➖➖➖

ジョン・ウー&チョウ・ユンファとの出会いはもちろん「男たちの挽歌」が最初。挽歌2もハードボイルドも好きだけど、何度も繰り返し観ているのは本作。ロマンス要素とサリーイップが歌う劇中歌の美しさ、殺し屋と刑事の友情というエモーショナルな部分が自分のツボに入ったんですね。ユンファも、この作品が最もスタイリッシュでカッコいい。これを貶す人とは友達になれない、と断言しときます。傑作!
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