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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。のbebemamaのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

公開前は、前作に比べて、あまり評判が良くなかったので、、、心配しつつ、前作観てるし、マカヴォイさんとジェシカさんだし!
前作、もう一度復習してから観賞

ホラー部分としては、前作同様あまり怖くはない
来る来ると思ってたら、来るって感じなので!

お化け屋敷的に、これでもかこれでもかと『それ』が襲って来る
手を替え品を替え(途中、登場人物も段々慣れてきたってセルフあったね!)
そして、一体どこに行くのかと、壮大な話になっていって、、、

皆は結局、子供時代の闇や苦悩を克服はしてなかった

前作で語られた、それぞれの苦悩の原因を描いていて、その苦悩がより深くなっている

心の闇、自分の一番触れられたくないものを突いてくるのは、きっと見かけの恐ろしさにプラスされて、本人にとっては恐怖というより、本当に嫌な感じだと思う
自分の心の傷はいじられたくない
知られたくない
でも、心の傷を忘れたフリしていても、それを克服していないと前に進めない
(ベバリーの今の生活も多分そのせい)

前作で語られなかった子供時代と、現在を交互に描いていて、それによって前作同様、ホラーには重きを置いていない気がする(その部分も面白かったけど)

青春時代にやり残した事、向き合わずにきた事をやり遂げる為に集まり、最後は皆それに対峙できた

子供時代や青春時代なんて、懐かしいばかりじゃない
思い出したくもない事もいっぱい
でも、それら全てが今の自分を作ってる

突っ込み所はたくさんあったけど、皆の友情にじーんときた

子供時代が半分程占めていて、前作と今作とで一つの作品になっているから、前作観てから観る方がオススメ

今回は完全にペニーワイズより子供達が主人公

もはや、何でもありで、『それ』の正体などどうでも良くなってきて、そんなことよりルーザーズ・クラブの面々を応援してました

ジョージーが1人で遊びに行った理由
私にも歳の離れた弟がいたので、ビルの気持ちがよく分かって切ない

辛い過去で暗い中、いい所でのジョーク、スタンの言動が救われた


長すぎるって言われてたけど、かなり楽しめたのでそんなに感じなかった
(あっ、でも、やっぱり最後はもう本当にどうやってやっつけるの早く終わって〜〜ってなったけど)





ここからは本当にネタバレ







私はてっきり、『それ』は自分の心の闇が作り出した物だとばかり思ってました


そして、最終、ベン(前作イチ押し)とベバリーが幸せになってくれて本当に良かった!
bebemama

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