ロビンソン

富美子の足のロビンソンのレビュー・感想・評価

富美子の足(2018年製作の映画)
3.3
脚フェチではない自分でさえも軽く興奮を覚えた作品。
脚フェチにとっては堪らないのだろうか。

男達は脚だけに執着し、逆に富美子のそれ以外には無関心。
それを冷めた目で見る富美子の悲哀が趣深い。

狂った富美子も男達も、目を見開いて髪を振り乱して喚き散らす。
その中でも一番の見どころはやっぱりでんでん。
画面一杯に広がる狂気は観る側の期待を軽々と超えていく。

みんな狂って、みんないい。