チェリーボーイズ東京支部長のワタクシとしては、ワクワクしながら本作を拝見いたしましたが、これは我々の物語ではございませんね。
端的には、犯罪をする勇気があればとっくに卒業してるってのもあるし、仲間内ではヤってないのに嘘彼女とヤったフリするのが童貞ってもんなので。
その犯罪設定が映画オリジナルなのかと原作にあたってみたら、基本、原作に忠実ではあった。
ボンボン育ちの慶應卒ヤリチンこと松居大吾さん、疑ってすみませんでした(原作者も結構なボンボンさんで…)。
そして、映画の中で好きだった、池田エライザのキャラクターや、林遣都がエライザの家に上がるシーン、地方の閉塞感など、実はこっちが映画オリジナルで参った、降参。
山谷花純とのエピソードも改変があり、原作のファンタジー色を抑えるために、映画全体のリアリティを揃えるためには必要だった気もする。
ただ、私の身近な元チェリーの例だと、あの状況で山谷花純にめちゃくちゃハマり、すべてを捧げて結婚して今は幸せ、ってのがあるけどな。
コブ付きの女は敬遠して良い?やらかし事例として笑い話になる?ボンボン達には理解できない幸せのカタチだよね。