海老シュウマイ

ある閉ざされた雪の山荘での海老シュウマイのレビュー・感想・評価

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
2.0
作り手たちには設定の開発行為自体は頑張って欲しいけど、

フライヤーにもある、「演技か、事件か」という発明に全く乗れず、そこが固まらないと劇中の人物が「人として」話を進められない気がする。
事件だったら何よりも優先されなければいけないし、演技だかオーディションだか知ったこっちゃなくて、もしそこでオーディションを優先できるなら単に倫理観バグってるだけ。

そして、構造として二重だか四重だか知らないけど、要するに「実は◯◯でした」を繰り返すだけで、インフレさせてるだけじゃん。あってもいいけどそんなにドヤ顔しなくても。

結局、前段の倫理観のとこや後段のインフレ問題を気にせず、純粋に楽しめる純粋な観客向けということなのかもしれない。