あれ?これ寅さん?
このエピソードって幻の「満男の結婚前夜」的な?
中川龍太郎先生の原案に、弟子筋にあたり日芸を主席で卒業したという監督さんたちの自意識にやられる前に、山田洋次と渥美清がちらついちゃったよ。
良かったんじゃないでしょうか、気取らない感じが。食事シーンも全部良かったし(寅さんそのもの)。
ただ、日芸って主席で卒業うんぬんを評価するところじゃない気がするのと、主人公のキャラクターはもっともっと尖ってないと。
ITスタートアップだとこんぐらいのゆるさはまだ入口レベルな気が。
とはいえ、そこがゆるいからこそ、森田想が愛すべき寅さんになれていたのだけど。