私はそれなりに性格が曲がってるので、良い良いと言われれば言われるほど懐疑的になる性分ではあるのです。
そんな逆張りに憧れるおじさんが映画フリークス大絶賛のこの映画を観ないわけにはいかんでしょ！という若干の邪さが無いわけでは無かったのですが、ちょっとした粗も探してやろうかしらと観賞。
ああ、映画ってのはこういう奇跡が起きたりするから本当に楽しい。
観賞後に包まれた多幸感に近い感情は、私の拙い文章では思いつかない。
制作費三百万とか、無名の監督がキャストに合わせた配役を考えてとか、30分以上の長回しとか、ちょっとした情報さえも取り入れずにこの映画を観ることが出来る人達がホントに羨ましい。
何を書いても何を思ってもネタバレになるというレビューのしょうがないのも素晴らしい。
とにかく観て映画を楽しむ幸せを感じてほしいと思います。
余談ですが、知り合いが同じ時間で観ていたようで声をかけようと思ったけど綺麗なお連れ様がいたので遠慮したとのこと。
こういうの照れますが、ちょっとした優越感もあったりね。
誰なのかわからないけど隣に座っていた綺麗なお姉さん、楽しい映画でしたね！
