シュークリムオ

カメラを止めるな!のシュークリムオのレビュー・感想・評価

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)
5.0
【今作の楽しみ方】
とことん期待値を上げてください。最初は小さい映画館でしか上映されていなかったのが、評判が良くて全国の映画館(でっかいとこ)に上映されるようになった! 当日チケットは満席になるところもある! そうこの映画はおもしろいそうだぞ! 見る人見る人が絶賛シている! あとはホント、どんな映画かも知らない方が良いです。なんか超おもしろいと評判の映画があるという期待値だけで見に行きましょう。

※一応スペースを空けておきます↓↓↓↓↓







やられたね。一般層がちゃんと楽しめる映画だった。正直ね、映画始まってしばらくは後悔した。「うわ、これ映画マニアがコアな楽しみ方しててそれをネットで大げさに騒いでるパターンのやつやん。しまった、1,800円カムバック! 一緒に見に行った友人ごめんなさい!」そう思いながらテンションだだ下がりになった。しかしこの映画の正体を知ったとき、もう楽しくて仕方なかった。ゲラゲラ笑える。劇場満員のお客もゲラゲラ笑っていた。こんなにわかりやすいコメディーだったとは予想していなかった。そう、ジャンルはコメディーだったのだ。最初に出てきた後悔を一気にひっくり返すその内容。そういうことだったのか! そんなことが起こっていたのか! その連続で、もう最後まであっという間。それもこれも最初の後悔が活きている。楽しくって、見終わった後はおもしろかった話で尽きない。期待値はとことん上げて、最初にそれをズドンと落とされて、そしてゲラゲラ笑うというアトラクションでした。

【冷静な考察】
おもろかった。だがしかし、変化球すぎる。意外な内容すぎた。それがヒットの要因なことは間違いなく、じゃあ次作「あのカメラを止めるなの監督作」と売り出させれても、変化球すぎるので同じことはもちろんできない。M・ナイト・シャマラン状態。となるとさらに新たな変化球を出してくるしかない。もしくは王道でよいので、とんでもなく名作を作るしかない。それができるかどうか…。なんとなく、ノリが韓国映画っぽくも感じたので、韓国でリメイクしてほしいな。