このレビューはネタバレを含みます
数年前にとても話題になっていた映画。
上映中、観たいなーと思っていたけどタイミングが合わず観に行けなかった。アマプラで観れたのでようやく鑑賞。
まだどこにもないエンターテイメントという煽りをどこかで見たけど、確かにその通りの作品だった。
ここまで話題になったのは、緻密な脚本、ストーリー構成はさることながら、マーケティングのうまさもあるんだろうな。
娯楽作品というワードがここまで謳い文句に振り切れるのかと。
最初の37分は皆さん仰っているけどほんとに辛い時間だった(笑)
まじでつまらん。ストーリーにも俳優さんにもなにも魅力を見出せず、観るの止めるか。とたった30分少しで何十回と思った(話題作という先入観があり過大期待していたのあるけど)。
たぶんタイミングが悪ければ最後まで観てなかったかもしれない。よく最後まで観た自分。1時間半全部観て初めて作品として完成する映画だった。
すごく思ったのは、物事を一つの視点から見るのと、多角的に見るのとでこんなにも見え方が変わるのかということ。
世の中の出来事もわたしの目に触れている事実はほんの氷山の一角なんだろうな。
その下には膨大な事実、出来事があるのだなーと思った。
くっそつまらんゾンビ映画だったけど、それを撮影するために暗躍した人々の努力よ。
撮影サイドという目線でそのつまらんゾンビ映画をもう一度見ると、それはそれは面白いエンターテイメントになってる。
すごい。
でもやっぱ番組でこのゾンビ映画観てたら「つまらん。」以外の感想は抱かなかったと思う。(笑)
世の中の「面白い」を創ってる方々はほんとにほんとにすごいんだなと思った。