物凄くクラシックで優美な
雰囲気の中、男女の愛憎劇、
というか究極のSM劇を観て
いた様で、お腹いっぱい。
拗らせ最上級物語。
演技、衣装、音楽など
どれもとてもとても素晴らしくて、
何一つ手を抜いてない所が更に
どっぷりファントムワールド
へ引っ張ってくれた。
なんか…過去の自分の
苦い想いが引っ張り出されて
心苦しくなったり、
かと思えば、
笑えてしまう場面があったりで、
その世界観と合わさって
何とも言えない気持ちになった。
う〜わぁ…
そんな場面多々有り。
女性も男性も、誰かと一緒になった
経験がある人は、
この物語のどこかに共感出来るのでは
ないでしょうか。
新しいホラーの様なサスペンスの様な、
凄みの詰まった映画だった。
ドレス凄かったなぁ、着たい。
<私のファントム教訓>
男女の駆け引きに、
結局勝ち負けは無いよね、て。
才能に惚れても、
それは幸せにリンクしない。
肝に銘じマス。
あと将来息子が出来たとしたら、
ちゃんと真っ直ぐな愛で育てよう。
その子と、その子の周りの人の為に。