諸行無情
悩み絶えない就活の最中、従姉妹と茶道教室に通い出した20歳。“決まりごと”で溢れた未知の世界とともに歩む24年間を描く。
たった12ヶ月。365日。
24時間の繰り返しなのだけれど、同じ日はない。
「自分で決めなさい」その言葉っ認めてもらえてないと貰えない一言。
親は偉大だ。そして尊い。
茶道に足を踏み出した頃を思い出して、ふふふっと笑ってしまうシーンも多い前半。
後悔と挫折、そして死との直面など生きる上で避けて通れない壁を描く後半。
セリフよりももう少し表情と自然の音を嗜みたかった感じもありますが、良いお加減でございます。
