てるる

シークレット・スーパースターのてるるのレビュー・感想・評価

5.0
2019年の締めくくりはこの1本!

生涯ベスト3にくい込んできたインド映画。
劇場にも3回行きました!
好きすぎてレビュー書けなかったw

歌が好きな少女インシアが落ちぶれ気味の元スーパースター・シャクティと出会い、歌手を目指す!

夢と希望に向かってひた走る王道ストーリーなんだけど、男尊女卑文化やDV問題など社会問題も盛り込んでるのがインド映画らしい。

ボリウッド定番の歌も無理矢理感がなくて、ちゃんとストーリーに必要なものになってる。
しかもどの曲も素敵な映像と相俟ってめちゃくちゃ素晴らしい。

親子愛に姉弟愛、師弟愛も描かれて最高か。
弟くんのPCエピソードではガン泣き(꒦ິ⌑꒦ີ)
インシアの幼馴染チンタンが健気すぎる!男女逆転してるのが微笑ましいw

何より映画のアーミル・カーンが今までで一番最高!
傲慢で軽薄なダメ男なんだけど、インシアに影響されて改心していく姿にも涙。
コメディリリーフでもあり、劇中からエンドロールまで何度も笑わせてくれる。
「気に入らないなら、気に入れ!」は名言すぎる🤣

好きな要素がこれでもか!と詰め込まれてて、しかも全てが高次元でまとまってる。
3時間という尺が気にならないどころか、むしろまだ終わって欲しくないと思ってしまうくらい。

これは本当に自信を持ってオススメできる映画。
というかこの作品の魅力を僕のこんな駄文では上手く伝えられないのが悔しいしもどかしい。
とにかく観て欲しい。

「人生は二度とない」といい、今年はインド映画がアツすぎでした。
この映画もそうだけど、2019年はフォロワーや友人の皆様のおかげで良い映画たちに巡り合えました。
ありがとうございます!
そして良いお年を!
てるる

てるる