やし

銀魂2 掟は破るためにこそあるのやしのレビュー・感想・評価

3.3
続編は、前作を超えるためにこそある!


こういう映画があってもいいよね。


オープニングから自作主演俳優をイジッて、日本アカデミー賞、『万引き家族』、映画泥棒までネタにするとか、さすが銀魂!
時事ネタ & 映画館ならではのネタ。


本作構成は前半《将軍接待編》、後半は《新撰組動乱編》、
どちらも原作で人気のやつ。
「あったあったこんなシーン」の連発。

…で、前作を超えたかと言われたら、個人的には「前作超えならず!」かな。

前提として、笑いのツボが違っていたっていうのがあるかもだけど(前作めちゃ笑えた)、

色々と〈雑〉。

コメディパートでは、顔のどアップとでっかい声出しとけば笑えるでしょみたいな。
佐藤二朗にも頼りすぎ。で、自由すぎのフザケすぎ。

シリアスパートも、はしょるとこははしょるのに伊東鴨太郎のところは過去シーン入れたり、変なとこクドい。
アクションではワイヤー、スローの多用が目についたし、
盛り上げるためとはいえ、鬼兵隊の河上万斉強すぎじゃない?
前作で銀ちゃんと最終バトルしていた鬼兵隊のボス高杉より強そうだった。

あんだけ弾撃って当たらないのもおかしいし銀ちゃん超怪力。


まー、言いつつも、
邦画でこんな作品があってもいいよね。
制作費たっぷりかけて、豪華キャスト集めて、真剣にフザケて作る作品が邦画にあってもいいよね。

幸いなことに、原作には実写化に合うネタは豊富にあるだろうし、今作のように色々組み合わせてもいい。

本作も大ヒットして定番シリーズとして作り続けてほしい。


最後に、
小栗旬ゴツすぎ
千年の子増量しすぎ
今作のイケメン大賞…→沖田総悟(吉沢亮)
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