おなべ

銀魂2 掟は破るためにこそあるのおなべのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

和気藹々とした撮影風景が目に浮かぶ…。相変わらず超脱力感で楽しめる自由奔放なコメディ作品。実のところ鑑賞予定は無かったが知人に強くお勧めされて鑑賞。前作より規格も笑いの質も格段にパワーアップしており、予想外に面白くて大いに笑わされた。

前作のレビューで「キャラクターについては次作に記載」と書いたが特に書くことも無いので、個人的に面白いと思ったシーンと印象的ったキャラクター(役者)についてだけ。


■王様ゲーム&殿の髪を結うシーン
《勝地涼》の変顔?と全裸、それに「う○こ」が奇跡的に頭に乗ったシーンは、そのブっ飛んだあり得なさ加減に思わず笑ってしまった…。

■《岡田将生》の珍行為
《岡田将生》扮する桂が何故か女装し、その男勝りのガタイのよさに吹いた…。

■個人的に本作No.1と言っても過言では無いのが《堤真一》。オファーを受けた理由は「分からない」と苦笑い。アドリブも多かったようで《福田雄一》監督も、その適当さ加減を絶賛していたという。加えて、《堤真一》は初日舞台挨拶前夜に作品を早送りで鑑賞したという事実も面白くて笑える。

■《吉沢亮》の器量見たさに劇場に訪れる女性は少なくない。「別にそこまで騒ぐほどカッコよくないだろう…」と思っていたが、見てみると神がかり的に格好良かった。

■《柳楽優弥》は『ディストラクションベイビーズ》のイメージが強い分、今作で演じた異色なキャラクターは新鮮さを感じられる貴重な映像だった。どんな役でも器用にこなす《山田孝之》タイプか。

■《佐藤二朗》の演技とは感じさせないあの噛み具合。つられ笑いでKO。
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