アヤネ

工作 黒金星と呼ばれた男のアヤネのネタバレレビュー・内容・結末

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

2023年27本目。
良いラストだったなぁ…。あの引きのカットはもう芸術の域だよ。感動の再会でもあり、これから先の希望を感じさせるシーンでもあり、思い出すだけでなんだか泣けてきてしまう。美しかった…。
すごく骨太で見応えのある作品だったなぁ。黒金星はもちろん、南北朝鮮の関係だとか当時の大統領選だとかの基礎知識がまったくないから難しくもあったけど、すごく丁寧にじっくり描いてくれてるからなんとかついていけたし。単純なスパイものかと思ってたら国家単位の裏切りとか絡んできて、ぜんっぜん先が読めなくて見入っちゃった。そういう面では知識なくてラッキー。名作だわー。
ファン・ジョンミンはアシュラのトラウマがあったからちょっとドキドキだったけど最高に良かったわ…ソギョン、確固たる信念があってかっこよかった。リ所長のイ・ソンミンもめちゃよかった…祖国をより良くしたいという思いはあれど上手くいかない歯がゆさが滲み出ててな〜。ネクタイピン渡したときのそわそわした感じも、人間らしくてとても良い。不器用可愛い。
お目当てのチュ・ジフンは軍服が似合いすぎだった。今後も積極的に着てほしい。あと小憎たらしい顔が最高に似合うねあのひと。大体つらっとしてたけどソギョンにおだてられてちょっとにこっとしたとき可愛すぎてグゥ…ってなった。やはり顔がいい。
あと金正日があまりにも“ぽく”て良かったな笑
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