ぜにげば

GODZILLA 決戦機動増殖都市のぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

なんか好きだなぁこのGODZILLAシリーズ。
やっぱり今どきの若い者なんだなぁ自分も。ゴジラを劇場で見ていた世代の人はあんまり好まなそう。まあそれも勝手な想像だけど。
前作で少しでてきたメカゴジラのナノメタルの設定が活きてて、増殖した結果のメカゴジラシティを中心に作戦が立てられる。
ヴァルチャーとかEMPハープーンとかロマン溢れる兵器も登場してかっこいいし、ハルオとユウコのチューもある。
ずっと洋画の唇を食べんばかりのキスばっか見てたから久々に日本のキス見てちょっと動揺した。おおおっふぅ…ってなった。
エクシフの謎というか櫻井孝宏の謎というかが深まるばかりで、ビルサルド達もナノメタルと同化したくて仕方ないようで、地球人大変だなほんと。実際宇宙人がほんとにいたらこんなものなんじゃないかな。タコ型とかetっぽいやつとか想像するけど、脳を支えるためにこういう人型になって、数学とか科学とかは宇宙の人である以上共通で宗教観とか倫理観とかが地球内の人種間とは比べ物にならないほど離れてる感じ。まあ離れすぎてもないだろうけど、合理性からかけ離れてしまうし。
意外とリアルだと勝手に思ってる。
テンポが良くて専門用語がいっぱい出てきてその辺の厨二病感はほんとにシン・ゴジラ的な良さがあるな。
フツアの鱗粉とかの虫の設定とか、ゴジラから派生した生き物たちとか、そういう設定も好き。
そしてギドラの名前が。勝率だけだと最弱候補のはずなのに、強い扱い受けるのは人気敵キャラの宿命かな。クッパみたいなもんだ。嬉しいけどね。
フツアが卵卵言ってるのはきっとモスラのことだろうし、あの双子は小美人なんだろうなこのゴジラシリーズで言うところの。
ハルオがユーコタニを選択した感じもとてもいい。
次回作に期待。
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