大人になり大事な何かを忘れてしまったクリストファー・ロビンの前にプーさんが現れてというストーリー。
題材自体はパロディとして「テッド」があり、日本人にとっては藤子不二雄の傑作短編「劇画・オバQ」を思い出します。
恥ずかしながら「くまのプーさん」に触れるのが初めてのために基本設定を全く知りませんでした。
みんなヌイグルミなんですね。
その為に最初はクリストファー・ロビンのイマジナリーフレンドなのかと納得していたのですがリアルに存在する生きたヌイグルミだとわかって以降がイマイチ乗り切れませんでした。
ディズニー制作であり仕方ないのかもしれませんがオチのつけ方が非常に偽善くさいというか優等生的であまり好きではありませんでした。
今作のレビューをいくつか読んで今作のオープニング部分で紹介されていたアニメのエンディング観て、とても優れていて今作が蛇足に感じてしまいました。
個人的にはやはり「劇画・オバQ」の切れ味とビターさが好きです。