このレビューはネタバレを含みます
そもそも論でいくといろいろもの言いがつく作りなんだが、泣いてしまった(それも号泣に近い:笑)ので、けなすのはやめてほめます(笑)。ディズニーにしては大人味、ディズニーにしては苦味もある本作。プーという写し鏡を通じて突きつけられる社会の歪みや人間性を否定するシステム。この辺が結構リアルで苦い。その後の娘の父を思うゆえの決断は、思わず応援しちゃうし、彼女とプーたち一行の一途で勇気ある行動に泣けて泣けて(笑)。ほんわかとした子供も大人も楽しめる作品ではないが、こういうのもありかな。