てるる

ファルコン・ライジングのてるるのレビュー・感想・評価

ファルコン・ライジング(2014年製作の映画)
3.3
戦争によるPTSDで酒クズの毎日を送るジョン。
ある日、ブラジルのハーレムで働く妹が何者かに襲われ重症を負う。ブラジルへ向かったジョンは、そこでヤクザが絡む陰謀に巻き込まれる…。

主演がマイケル・J・ホワイトって時点でストーリーははなから期待はしてなかったけど、案の定普通で可もなく不可もなく。

メインのアクションでいえば、ちょっと物足りなかったかな。
どちらかというと銃撃戦メインだったりするので、MJWの肉弾戦は少なめ。

MJWも歳を取ったからか、動きは若干もっさり。
もちろんこの歳(50)で、あの肉体は凄いけど、「デッドロック2」でスコット・アドキンスと闘った頃の切れ味が無くなってきてる。

でも後半のジョン・ウィックばりの殴っては撃ち、蹴っては撃ち、折っては撃ちのシーンは楽しい!
比較的ザコ戦が多いので、欲を言えばもう少し強敵みたいなのを2、3人出して欲しかった。

ちなみにブラジル人はポルトガル語、日本人は日本語を喋るのは好感が持てる。
ただ、人身売買で日本の国旗が出てきて複雑な気持ちにはなったけど…。

一応MJW以外ではニール・マクドノーが有名どころだけど、出番はそんなに多くない。
この人、顔的に悪役多いけど今回は良いヤツ。
コードネーム:ファルコンの序章みたいな感じではあるので、ヒットしたら続編作る予定だったかもだけど、たぶん無理ぽ…
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