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ある少年の告白のyoko45のネタバレレビュー・内容・結末

ある少年の告白(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

 性の倒錯、この表現が適切かどうかは分かりません、本人も家族も苦しいし周りも戸惑います。カタカナやアルファベットで簡単にくくって定義したり伝えやすくするのも良いのか悪いのか分かりません。
 自身の血を分けた子どもは愛おしい、その子どもに子ができれば嬉しくもあり感慨深くもあり、自身の役割も終わりを迎える感もあるでしょう。
 ただ、そうならなかった時、神の名を語り人が人を矯正などと…本人も苦しいのに、藁をもすがってして良いこと悪いことがあるのでは。
 私は無神、神はただの創造、神は人の良心、生きるなかである喜怒哀楽にどう対処するかを外から内に向けて冷静にみる方法の一つぐらいにしか捉えられない愚か者です。が、人が人を叩くのは間違いでしょう。父、母、子、それぞれの戸惑いが…悩み苦しみ解放希望が痛く伝わる作品です。
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