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千と千尋の神隠しのtottsunのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
3.8
追記 2020年6月27日
あの日以来ぶりに映画館で「千と千尋の神隠し」を鑑賞した。
当時10歳だった私も今年は30歳になるわけで…
映画館で鑑賞する良さを実感しました。
私、大人になったかな。
一生に一度は映画館でジブリを…

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私が最近見た映画376
「千と千尋の神隠し」
 両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。しかし彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか“不思議の町”へと迷い込んでしまう。その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。が、彼らは“不思議の町”の掟を破ったために豚にされてしまい…
昨日の金曜ロードショーで見ました。
この作品が公開された時私はちょうど10歳で千尋と同い年でこういう年齢の子たちへ向けて作られたと何かで知り父方のおばあちゃんちゃんちにお泊まりしに行った夏休み、映画館で鑑賞しました。私とおばあちゃんと妹で。
その映画館は今ではかなり少なくなってしまったけど入れ替え制ではない映画館で立ち見の人もかなりいる中での鑑賞でした。
確か両親に感想を聞かれて、「リンが優しかった。坊ネズミが可愛かった」っていうのを言ったのだけは無駄に鮮明に覚えてます。
じゃあそれ以外はどうだったかっていうと…なんだか色々なことが詰め込まれすぎて怖かったし、難しかった。っていうのが本音でした。
だから大人になった最近までも苦手意識というか、なんでこんなにか海外とかから評価されているのか謎でした。
でも昨日、大人になれたのかな?
最近映画をたくさん見るようになったからか、そんなに色々考えなくても良いんじゃないかと思えてあまり構えることなく見ることができました。
テーマや主張なんてこれだけ詰め込まれてるんだから自分が気になったこと感じたことだけを心に留めれば良いのではないかと。
だから今回はとても千尋の成長が目に見えて分かったし、良かったです。
映画って見る時々で違って見えるってのが良いな。
私的には☆☆☆.8かな。
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