ゆき

欲望のゆきのレビュー・感想・評価

欲望(1966年製作の映画)
3.7
膨らむままに

1.5倍速かと思う程、小刻みに動く彼。
自分本位で刻まれていた世界が、いいネタを見つけてから色が変わる。
表情の騙し合いみたいな掛け合いがクスクスきた。
フィルムを超えて興味を突き詰める男。
正直に言えば、誰の名前もわからないままエンディングを迎えた。
人に依拠しなくても映画って面白いものなんだ。

***
人気カメラマンが偶然撮った写真には、ある物が写っていた。彼の周りに起こる奇妙な出来事を綴る。
ゆき

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