まずはカンヌがどうとかは置いといて、これはすごい!
是枝監督の演技演出のうまさが光っている。
リリーさんもいつのまにか名俳優になっている。日本のベストな俳優が集結して、今最も凄い日本の監督が撮った名作。
是枝監督が何度も描いている血の繋がり、親子って何かというテーマ。徐々に明らかになっていく登場人物の関係。どうやってこの話は終わるんだろうと思いながら観てたけど、最後に大泣きした。
納得のパルムドールは「パルプ・フィクション」以来。
是枝監督が伝えたかったこと。今現実に起きている事件。法律に縛られ救えなかった幼い命。現実と重なったのは偶然じゃない。是枝監督が映画を作るにあたり取材した子供のエピソードを聞いて、また涙が出た。
今観るべき映画。