2015年から2016年にかけて行われたJourney of the songwriter 旅するソングライターtourのホールツアーと40周年記念アリーナツアーLIVE映像を中心に作られたコンセプチュアルライブ作品。
僕は親の影響でファンになり本多の森ホール公演を観に行きました。
その時の記憶がブワっと蘇るような感覚。
ドキュメンタリー、インタビューを踏まえながら構成されていると思ってましたが、LIVE映像主体で浜田省吾というアーティストの魅力を感じられる作品でした。
劇場作品として映像はブラッシュアップされておりとても綺麗で鮮明。
ソングライター浜田省吾の音楽が主役で映像はそっと寄り添うような編集でよかったです。
映画館でLIVE映像を観るというのは実際にLIVEを観るのとは違うと感じました。
観ているもの聴いている音は一緒でも、スクリーンに映し出される映像と五感を使って全身で楽しむLIVEでは感覚が全く違う。
それでも映画館で観るのは新しい音楽の楽しみ方になるのではないかと思う。
スクリーンに映し出される高精細な映像と徹底的に調整されたスピーカーから流れるサウンドとは格別。
還暦を迎えたが年齢を感じさせないパフォーマンスと浜田省吾の曲の魅力、圧倒的な演奏力に酔いしれた2時間の音楽体験。
