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オープンハウスへようこそのHALのレビュー・感想・評価

オープンハウスへようこそ(2018年製作の映画)
2.0
「ドント・ブリーズ」「13の理由」で最近注目のディラン・ミネット主演。ちょっと鈍感なんだけど純粋で、少年らしい明るさと、思春期らしい闇が同居するティーン役がとても上手。儚げな顔立ちのせいなのか。

ええ、彼目当てに見ましたとも!

殺戮が始まるまでのテンポの良さ、冒頭で殺される父親、冬山に籠る親子、奇妙な隣人…。テンプレばりの完璧な定石じゃないですか。これはスプラッタ系の王道をいくぞ!という観るものの期待を最高潮にしたところで、全ての伏線をかなぐり捨てるラスト。ある意味すごい。我々の欲求をこんなにも満たさなかった映画すごい。

脚本にゾッとします。お前らの期待なんぞ叶えてやるか!って怒られたみたいな気分になった。ひどい。
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