ま

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのまのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

馬鹿っぽいのりが好きだった。
特にデカプリオがやっぱり素晴らしい。
デカプリオ薬のやりすぎには薬、酒の飲み過ぎには酒的なところが本当に良い。
うすっぺらいけど彼の中での達成感とか、彼の中での満足感とか、そういうちっぽけな救いを得た時の表情が本当に良き。あとキレ芸。
逆にブラピ先生は相変わらず腕が太くて男らしかった。
ブラピ先生ちょっとかっこよすぎるなぁ。もう少し型崩れしてくれてもええんやで。
でも年取ったなあ。
段々ロバートレッドフォードの階段を登りつつある気がする。
ブラピに絡むヒッピーの女の子えぐいくらい可愛かった。

マンソンファミリーの話とは知らず。
この世界の片隅にとかあまちゃん的な、あとに来る悲劇を予感させながら時系列が進んでくる系の話だとは思わなかった。
それ以降のハリウッド作品の変容とかアメリカンニューシネマとの関連性とかそういうのも込みで。
もろもろ時代とポップカルチャーの転換点にある中で、タラちゃんなりのもしもとフィクションを描いた作品なんだなと思うと凄いなあと思った。

だけれど疲れてる中見たからか、中盤少し中だるみがあった気もする。
劇中劇が多いような。
でも最後のぶち上がり感とか、終わった後のゆったりした余韻とか結構好きだった。
あのたまに出てくる謎セロリのお酒、いつかいただきたい。
ま