100日後に死ぬワニ
っていうのを最近知った。
世間一般にご存知だろーか?
まさに100日後に死ぬっていう結末ありきでの淡々とした4コマ漫画なのだけど
これが何とも、、、
自分がいつ死んでも不思議でない切なさでいっぱいになる
誰しも
普通に平々凡々と生きている
いつもと変わりない
1日を生きているだけだけど
日常は
いつまでも
日常ではいられないって事。
いやいや
これがタランティーノのこの話題作と何でつながってしまうのかというと
結末に向かってストーリーが
じわりじわり進むのを承知で受け止めるという、
こちらの気持ちの持ちようをどうしたらさ、、、っていう
シャロン・テート事件を知ったのは
ビートルズを聴いていたから
名盤ホワイトアルバムの中でのヘルタースケルターと
マンソンの逸話は書物等で
知るところではあったがー
タランティーノが
この惨殺事件をこんなカタチで、こんな愛と敬意をもって
理想、空想で描くと
こうなるのか~?
ってのが泣き笑い的に上手に
やってくれてるな~と感心。
上からメセンな
エラそうなつもりはないけど
ウマいねぇー
やっぱやるねぇーと
単純でアタマの悪いコメントしか言えなくなる、、、
物語や結末知ってるうえで
どうしてもそこに
辿り着かなければならないなんて
結末を知らないより残酷。
なのに劇中のディカプリオの振り切ったしょーもなさや
必要以上に異常でクールな
ブラピが恐ろしくて、、、
ありがちな人柄と思わせながら
背筋がゾワッとするような
感情の出し方がセリフ廻しが
やっぱすんげ。2人とも。
悪夢を見そうな気にさせる、
そんな映画でありながら
なぜか最後の最後は
わけのわからない幸福感がー
ジミめなタランティーノ作品
かもしれないが
題材、キャスティング、映像
何度も観たくないけれど
だからこそ
一発でキメてくれたよね‼️
やっぱやるじゃんね❗️
さすがタランティーノ❗️
って思わされたのであった。
そう
ワシのパチーノもいたよ❗️
贔屓目で観ちゃうかもだが
年老いてなお、
あの自然な胡散臭さが
鼻につくどころか、やはり
さりげなく
いぶし銀である事よ~❗️