シネパピ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのシネパピのレビュー・感想・評価

4.0
「シャロン・テート殺害事件」
この事件を知っている人なら物語終盤まで
不穏な気持ちで見ていたはず。
もちろん私自身も。

あの悲惨な事件をタランティーノが
どう扱うのか?
本作を見るまで不安と期待が入り混じってたが、
そこはタランティーノ、映画ファンの期待にバッチリ応えてくれたと思う。

現実では変えることのできない事実を、
映画の中で見事に打ち消してくれた。
この演出こそ正に映画の専売特許だろう。

タランティーノが映画ファンに送ってくれた
最高のお伽話だった。
シネパピ

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