朝方変な声鳴き鳥

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3の朝方変な声鳴き鳥のレビュー・感想・評価

4.8
ガン監督のすったもんだから数年。
全GotGファン待望の3作目は、シリーズ集大成に。
もうやだ…すごいの……ガーディアンズたちにガン監督。
この上がりきったハードルをなぜこんなに軽々越えていくのよ。もうやだ!
自分の中のおねえがでてきちゃうわよ。


自分は全MCUキャラの中でロケットが推しなので、今作は涙無しでは観れない大変メモリアルなものとなりました。

まずオープニング、レディヘの「Creep」。もうここでやられた。
トム・ヨークの暗い幼少期の叫びが込められたバンド初期の名曲。
ロケットの壮絶な過去を描く上で、この曲のチョイスは必然だったのかもしれない…!

望んでいない頭脳を与えられ、存在を否定され、挙句友人を殺され…。
あの生意気で人を寄せつけないスタンスは、誰かと仲良くなって失うのが怖かったのかもな…。

ドラックスとマンティスの関係性も、ホリデースペシャルを観てるとたまらないものがありました。(元気で暮らしてねマンティス!タコちゃん3匹も!)

しかし今回、観客が最も震えたのはネビュラの涙かもしれません。
彼女も壮絶な過去を経験した者。思えば、劇中ロケットの為に1番必死になって尽力していたのが彼女でした。
彼女が″家族″になった瞬間でした。

今作のヴィラン、ハイ・エヴォリューショナリー。いや~怖かった。癇癪起こすやつ嫌よね~。カーンより怖かった!

そして一瞬映るヨンドゥ!一瞬で泣けた😭

徹頭徹尾ガーディアンズらしさ全開で、シリーズのファンで良かったと心から思えたVol.3でした。
最後は、おなじみ「Come And Get Your Love」でお別れ!

アダム・ウォーロックの活躍は、今後に期待!