今は亡き有名映画監督ジョン・キニーの娘アリスは夫と別居することになり、2人の娘を連れてロサンゼルスの実家に引っ越してくる。
一方、自主制作の短編映画が映画祭で高く評価されたハリー、ジョージ、テディの3人組は、自分たちの企画を売り込むべくロサンゼルスに滞在していたが、金欠でホテルを追い出されてしまう。そんなある日、偶然にもバーで知り合ったアリスとハリーたちは意気投合し、アリスは酔った勢いで3人を自宅に連れ帰ってしまう。
さらに3人は成り行きでそのままアリスの家で暮らすことになり……。
映画志望の3人の男と2人の娘を持つシングルマザーとそのおばあちゃんっていう謎の組み合わせが一緒に住むという設定。
恋愛もあり男同士の友情もあり子供と3人の男たちとの友情もあり、夫婦の問題もあり、亡き有名映画監督の父親へのリスペクトだったり、いろいろな話が盛り込まれているけど全然ごちゃごちゃしていなくて、とても面白かった。
自分が大切にしている夢は確かに大事だし叶えるために必死だけど、築き上げた信頼関係はとても大切で、それを見落とすような人や物事は絶対にあってはならなくそれに気付ける人間でありたい。
一番大事な事を思い出させてくれる映画だった。
