恐ろしいものを見てしまった
まず驚くのは俳優陣の役作り、特にクリスチャン・ベールの病的なまでの作りようには本当に驚かされる
でも見るべきなのはストーリーも…正直ディストピアSFに負けず劣らずだと思った
しかもこれは氷山の一角
どんな国でも支配層が網を巡らせて操っているんだろう、数えきれないほどの命と人生を食い物にして
一回目のエンディングで終わっとけばよかったものを
後半はまるで映像の世紀でも見てるような気分
やはり狂わせるのはただの平凡な人間、いつどこでこの様な事がまた起きてもおかしくない
いつまで経っても権力と金を求めて歩み寄らない人間を見てるのは苦痛でしかない
でもそれだとワイスピを待つ女性と同じになってしまう
強烈なラストシーンの風刺、我々が取るべき行動とはなんなのだろうか
どうにか平和な世界になって欲しい