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生きてるだけで、愛。のkyoheiのレビュー・感想・評価

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)
4.2
日曜日の昼下がりに連続して3本鑑賞の1本目『生きてるだけで、愛。』

なんか文学系の作品なのかなぁ?と思ってたんですけど、たまたま、やってた予告編で菅田将暉がノートパソコンをぶん投げるシーンがあって、いったいどんな映画なのかと気になって観てみました。
なんか心に響く刺さる系の良い映画でした。

夜のシーンの美しさと、そこを走る、趣里と菅田将暉が良いなぁとボンヤリと思いました。

メンタルに問題が有り、鬱状態、しかも過眠症かつ引きこもりで無職でエキセントリックの寧子…
よくこんな難しい役ができるとはと…趣里には驚いた。

ゴシップ誌のライターの津奈木役の菅田将暉は、こんな地味かつ普通な人もできるとわ…
正直、嫌な仕事があった時などパソコンをぶん投げられたらスカッとするだろうなぁと思いましたよ…しないけど…

ストーカーまがいの行動をし、しかも寧子と津奈木を別れさせる為に、何故か寧子をカフェで働かせる若干サイコの安堂さん役の仲里依紗は新鮮で面白かった。

ラストはカフェのウォッシュレット破壊後、再び夜の街を走りだした寧子…屋上の全裸シーンには驚いた。
その後、寧子は津奈木に本気の思いをぶつけて、一瞬だけでもわかりあえたのが愛なんだと気づいて終わってたような気がする。
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