【取り乱す女の泣き声ほど不快に感じる音は無い】
小説読まないと良さがわからないかも...。人が良い津奈木が情緒不安定で自分のこと考えるのにいっぱいいっぱいでメンヘラ依存症な寧子に振り回され続けるところを観るのはかなり辛かったし、イライラもした。
頭から地流して走る、揺れる青いスカートが綺麗だったとか、そう思われるなら誰だってやるし、現実世界ではそんなことしようものにも頭がおかしい人としか見られないでしょ?
「映画の中はいいよね、何やったって許されるんだから」とこちらがひねくれてしまうような描写のオンパレード。
自分をしゃんとさせたい寧子、でも思うようにうまくいかないから壊れてしまう。分かる、その気持ちは。
もしかしたら自分を見ているような気持ちになって不快だったのかもしれない。