初めはこんないい男おる?ってゆう苛立ちで見ておりましたが、
時間の経過とともに露わになる、
いとおかしな互いの人間性と関係性。
それとともに寧子に対する苛立ちも消えて、あら不思議、わかるわかるわかりうる。
ぐっちゃぐちゃであわわわな、何をやっても間の悪い最低な救いようの無い自分。
私はわたしから一生逃げられない。
この言葉は恐ろしく私の胸に突き刺さって苦しい。
多分大嫌いとかそんな可愛い感情なんかじゃ無くて、もっともっと絵具のいろんな色全部混ぜてぐっちゃぐちゃにしたドス黒い汚い何か。
全裸の屋上のところめちゃくちゃ可愛かった。
あそこまで振り切ることの出来る捨て身の何かを持ってる人は結局のところ、めちゃくちゃ強い。
がんばれ、寧子。
がんばれ、わたし!って感じかね!
をん。